

朝起きて最初に立ち上がるときや、しばらく座ったあとに歩き出そうとした瞬間、足のウラにズキッとした痛みが出るようになりました。
最初は少し違和感がある程度だったのですが、日が経つにつれて痛みが強くなり、最近では長く歩くのもつらく感じるようになっていました。


施術後は、足のウラにかかっていた重だるさがスッと抜けた感じがありました。
特に、立ち上がるときの一歩目がラクになっていて、「あ、違うな」とはっきり分かりました。
回数を重ねるごとに朝の痛みも和らぎ、今では歩くことへの不安がかなり減っています。


痛い足のウラだけでなく、足首やふくらはぎ、立ち方や姿勢まで細かく確認してくれたことが印象に残っています。「ここがこう動くと、足のウラに負担がかかります」と分かりやすく説明してもらえたので、自分の体の使い方に原因があったんだと納得できました。足に巻いてくださったテーピングもカラフルで印象に残っています。


特に困ったことはありませんでした。施術の前や途中で「痛くないですか?」とこまめに声をかけてくださり、強さもその都度調整してもらえたので、終始安心して受けることができました。


足のウラの痛みは「そのうち治る」と我慢しがちですが、放っておくと歩くのがどんどんつらくなります。私も思い切って相談してみて、本当にラクになりました。同じように悩んでいる方には、早めに一度診てもらうことをおすすめします。

クチコミありがとうございます。
足のウラの痛みは、実は「足のウラだけの問題」で起きているケースはほとんどありません。
解剖学的に見れば足底部には足底筋膜という組織があり、ここは足首やふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)と連動して働いているのですが、足首の動きが硬くなったり歩くときの重心が前後にズレたりすると、その負担が足底筋膜に集中し痛みとして出やすくなります。
今回のケースでも足のウラに直接強い炎症があるというより、足首の可動域の低下や立ち方・歩き方のクセが影響し、結果的に足のウラにストレスがかかっている状態でした。そこで施術では足底部の緊張をゆるめるだけでなく、足首やふくらはぎ、さらには膝・股関節との連動を確認しながら調整を行いました。
施術後に「一歩目がラクになった」と感じられたのは、足のウラに集中していた負担が分散され衝撃を吸収しやすい状態に近づいたサインだと考えています。ただ、これは「とりあえず痛みが軽くなった」という段階なので、そもそもの根本の原因である偏平足傾向にある足の形の改善が大切になります。
そのため今後は施術で整えた状態を固定させることを目的に運動療法に重き置きながら、歩くときのちょっとした意識や、ご自宅で簡単にできるセルフケアをお伝えしていこうと思います。
「年齢のせいかも」「我慢すればそのうち治るかも」と思われがちな足のウラの痛みですが、体の使い方を少し見直すだけでも変化は十分に期待できます。ムリはせず、でも放置もしない。そのバランスを大切にしながら、一緒にラクに歩ける状態を目指していきましょう。