足が痛い

膝蓋骨脱臼

なにかのはずみで膝関節のお皿の骨(膝蓋骨)が外れてしまうケガのことです。ジャンプの着地などに太ももの筋肉が強く収縮してはずれるケースが多く、はずれた際には膝に強い痛みや腫れを生じます。パターンとしては外側にはずれることがほとんどですが、場合によってはお皿の骨が内側にはずれてしまうケースや上下にはずれてしまうケースもあります。

原因

主にジャンプの着地などで膝を伸ばす筋肉(大腿四頭筋)が強く収縮したときに起こります。他には外反膝(x脚)の傾向が強かったり、大腿四頭筋を構成する内側広筋の脆弱化(膝蓋骨を内側に引く力が弱くなる)などが原因になったりもします。

症状

膝蓋骨周囲の痛みや腫れが主なものとなります。他には膝蓋骨を圧迫すると脱臼してしまいそうな不安定感を自覚するアプリヘンションサイン(脱臼不安感)というような特徴的な症状も見ることができます。

検査・診断

骨折の有無を見るために必ずレントゲン撮影を行います。特に斜め側方方向からの撮影では骨軟骨部分の損傷の状態を確認することができます。骨軟骨骨折を伴う場合は関節内に血腫が生じていることが多く、同時に膝蓋骨外側方向への不安定性が見られます。

治療

初回の膝蓋骨脱臼で骨折がない場合には整復をした後に外固定を施すなどの一般的な処置が求められますが、脱臼の状態によっては膝蓋骨に付着している大腿四頭筋の筋力によって自然整復されこともあります。しかしながら、初回の脱臼でも再度脱臼を起こしてしまいそうなケースに移行する可能性が高いものでは手術治療を勧められる場合もあります。

岡本屋で治療するなら

岡本屋が膝蓋骨脱臼の治療を担当するなら再脱臼を予防する為の

筋力トレーニングとアライメントの修正を行います

膝蓋骨の脱臼には太ももの筋肉が大きく関わるためしっかりと指導していきます

・内側の筋肉にEMSをあて筋力増加をめざします
・外側の筋肉にハイボルト治療を行い筋肉に柔軟性を持たせます
・股関節の矯正を行い股関節から角度の調節を行います

 

気になる病気ひとくちコラム

●痛風腎
尿酸が尿酸塩となって腎臓に付着する病気で、高血圧と、高尿酸血症が基礎となって起こる痛風を長くわずらってる人に多くみられます。腎臓機能に障害をもたらすまでになる人はまれですが、尿酸値を下げておくにこしたことはありません。肉やファーストフードの摂りすぎを避け、野菜を多く摂って尿をアルカリ性に保つようにすると、尿酸の排出が促進されます。

2022年12月2日

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