首の痛み

頚椎椎間板ヘルニア

首の骨と骨の間にある椎間板という軟骨が、脊髄や、腕に向かう神経(頚神経根)を圧迫して症状が現れます。急に起こる場合と徐々に起こる場合があります。

< 原因 >
加齢や首に負担が多い姿勢、外力などによって椎間板が壊れ、脊髄や神経根を圧迫して症状が現れます。

< 症状 >
脊髄が圧迫されると手足(四肢)のしびれや痛み、動きが悪くなる(四肢麻痺)などの症状が現れます。神経根が圧迫されると片方の腕から手にかけてのしびれや痛み、筋肉低下がみられます。痛みやしびれの症状には波があり首を後ろにそらすと症状が強くなることもあります。

< 診断 >
X線撮影検査、CT、MRI検査で椎間板が壊れて飛び出している部分(ヘルニア)の位置と大きさを確認することができます。

< 治療 >
急に症状が出た場合はまず首の安静と固定が必要です。重症度によって治療が異なりますが必ずしもヘルニアを手術で取り除かなくてはいけないわけではありません。

運動器ひとくちコラム

●化膿性骨髄炎
短期間で発症する急性のものと、長期間続いた慢性のものがあります。急性化膿性骨髄炎は子どもに多く、原因となる細菌は黄色ブドウ球菌が最も一般的です。骨髄炎を起こしている部位に腫れや、熱感、発赤と痛みがみられます。治療には早期発見と適切な抗生剤の投与が重要です。膿が溜まっていればそれを排出するのも効果があります。慢性化膿性骨髄炎によると治療効果がすぐには得られず、長期にわたって根気よく治療を続ければなりません。

2022年11月1日

PLAY NOW

© 2024 名古屋市南区 接骨院岡本屋|むちうち・交通事故治療・労災治療・骨盤矯正対応